近年社会問題になっているうつ病|早期治療が大切

スムーズに治療する為に

女性

早期発見早期治療

ストレス社会と呼ばれる事も有る現代社会では、ストレスが引き金になって発症するうつ病の患者数も決して少なくなく、今では全国各地でその患者が存在しています。もちろんその病気自体も有名になってきたのですが、まだまだ知られていない事、理解されていない事も少なくありません。例えば、うつ病と言うのは正しい治療をすれば治る病気なのですが、その治療に要する期間はその人が発症してからの期間に比例します。つまり、症状が出てきてからすぐに病院に行って治療を受ける方が、悪化してから病院に行くよりも早く回復すると言う訳です。もちろん早期治療によって治療期間が短縮されればそれだけ社会復帰までの期間も短くなり、もちろん治療費の節約にもつながります。さらに通常3割の負担額で治療を受ける事が出来るようになっていますが、公費負担での治療も可能となっているので、この制度を利用出来れば自己負担額は1割となります。早期発見早期治療によってより回復しやすいうつ病ですが、その初期症状として知っておきたいことが、やる気、食欲、睡眠に関しての事です。先ず、心に元気がない、やる気が出ない、楽しくないと言う状態になっている場合、さらに負担に比べると食欲がないと言う時、そして寝つきが悪いと言うのが初期症状です。とは言っても、これらの症状は単に疲れ等が関係してその状態になっている可能性も決して否定できません。うつ病かどうか判断するポイントの一つとしては、この状態が3か月程度継続しているかどうかと言う事です。通常疲れているのであればある程度の期間が経過すれば徐々に良くなって行きますが、うつ病の場合は自然に良くなることは少なく、その状態が継続してしまうのが一般的です。ただ病院に行くとなるとどうしても面倒だとか敷居が高い、初診の場合は時間がかかってしまうのではないかという人も居ます。現在、うつ病の治療では精神科、若しくは心療内科で行っており、どちらかを受診すると診断を受けて治療を開始することができます。精神科の場合は特に精神面での症状が出ている時、心療内科は身体にも症状が出ている時に受診すると良いと言われています。ただ精神的にも身体的にも症状が出ている気がして、結局良く分からないと言う時はどちらに通ったとしても問題は有りません。通常はその状態を判断した後、適切な病院を紹介してもらったりする事も出来るようになっているからです。また病院自体は予約をしてから診察してもらうことになっているので、待ち時間等も最小限に抑えることが出来る様に配慮されています。

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